科学技術イノベーション政策のための科学研究開発プログラム(第3期:令和3~6年度)

研究分野の多様性を踏まえた

研究公正規範の
明確化と共有

科学技術イノベーション政策のための
科学研究開発プログラム(第3期:令和3~6年度)
研究代表者:中村征樹(大阪大学)

研究分野の多様性を踏まえた研究公正規範の明確化と共有
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【報告】「 第1回共進化セミナー -研究公正とガバナンスのありかたを問う-」(2022年1月24日,主催:JST-RISTEX 「科学技術イノベーション政策のための科学」研究開発プログラム)で,本プロジェクトの構想について報告しました.

このプロジェクトについて

研究公正規範の
明確化と共有を図る
仕組みの構築を目指して

わが国の研究機関において、研究公正を確保するための体制整備が進んできています。しかし、研究公正規範は一般論としては共通しているものの、研究公正規範が具体的事例に適用される次元では、なにが研究公正規範にかなっているかは必ずしも明確ではない場面があります。
とりわけ近年問題となることの増えてきた二重投稿やオーサーシップ等では、具体的にどのような行為を二重投稿や不適切なオーサーシップとみなすかは必ずしも明確ではありません。分野によって対応が異なることもあり、具体的な指針を提示している学協会もあるものの、そのような学協会はいまだ一部にとどまっている状況にあります。
不適切な行為と公正な研究活動の境目が明確でない状況では、当事者の自覚がないまま研究不正等の問題が発生する背景にもつながることがあります。

本プロジェクトでは、研究分野の多様性を踏まえ、研究公正の具体的な規範を明確化するとともに、そこで明確化した研究公正規範について、研究倫理教育や研修等を通して共有を図る仕組みを構築することを目指しています。

このプロジェクトについて

研究開発について

私たちの研究開発プロジェクトでは、二重投稿(自己盗用を含む)や不適切なオーサーシップ等を中心に「①研究公正規範の明確化」「②教育・研究教材の開発」を行います。

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